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2014年8月3日日曜日

暗黒魔獣王戦突入






暗黒魔獣王戦突入







1


その日、ゴールドウィン上空に何か巨大なものが浮かんで飛行した。
あるものは時空警察の大型爆撃機だというものもいれば、巨大なドラゴンかコンドルだというものもいた。
デジタルカメラで何枚も撮影された。

その巨大な何かは爆撃して何かを落としていった。
その結果、ゴールドウィンでは霜が街中の一部に柱のように建物や道に凍りついていた。
まるで白いブラシのように霜が凍りついていた。

さらに…

爆撃はゴールドウィンとエカルテ上空で炸裂した。
巨大な塊が空から降ってきて、地面にでかい影をつくったが、なんと降ってきたのは巨大なタコだった。

【ダブルドリトス】

エカルテとゴールドウィンで二匹の巨大なタコの魔獣が暴れ出した!

ただちにゴールドウィン兵は出動!
映像を見たザール王子はドリトスだと気がついた。
「だが、まて、王冠をかぶっていない。そこが違うぞ!」



2



ゴールドエクスカリバーとゴルデンシールドを装備したゴールドウィン軍の兵士たち。
ストロービームを装備した部隊も遅れて到着。

「魔獣といったってでかいだけのタコだろ」
最初は威勢のよかった軍は、ゴールドエクスカリバーをふるって踊りかかる。
タコの触手が鉄パイプのようにふってきた。

グオ
ゴルデンシールドで防ぐが、あまりの圧力にドミノ倒しになる。

ストロービーム部隊がビーム銃を撃つ。
ダブルドリトスは体に焦げをつくって煙を上げる。
だが、鉈のようなタコの足がふってきてつぶされる。

剣を突き刺す者もいるがダブルドリトスは口から泡を吐いてきた。
「ぶっ」
酸のように溶けだす。

ザール王子に救援の願いが通告される。

「やれやれ、だまってみていたが、救援か」

エカルテではクラークがロビンとオーブリー、そしてエドガーに指令をだす。
「たのむぞ…」



3


ゴールドウィン軍はダブルドリトスに蹴散らされ、士気が下がっていた。
みな地面にしゃがみ込み、手ぶらになったドリトスは建物を破壊しはじめた。
隊長もどうするか迷っていた。
腕を骨折している兵士もいて、なすすべもないような、重苦しいムードが漂う。

そこにザールがブロームインから駆け付けてきた。
「前に戦った魔法騎士軍とだいたい同じだ…」ザールはそうさけんだ。
「どけ、以前闘ってだいたいわかっている」魔法騎士軍は意気込んで突入しはじめた。

負傷した兵士が病院に担ぎ込まれる。

魔法騎士たちはフレイムボムを連発する。
ドシャ、ドシヤアン、ボオオン

彼らは興奮して叫んだ。「まえの王冠のドリトスより小ぶりだ」
「そうだ、こいつは一回り小さい」
ザールが指示する。「いけ、一気に焼け!」

ゴールドウィン軍の兵士がもう一度立ち上がる。
後方からビームを発射する。
ガー
ビームの直撃がタコの表面を焼く。

一撃剣!

ザールは逆立ちしてマントが逆さにたれていたが…
グラ…
剣の先から倒れるように一回転してドリトスにくらわせる!

ドガッ!!

5784!!

「プモオオオオオオ!?・?!」
ドリトスは雄たけびをあげると、シュンと消えた。
「倒した?これは…」
ゴールドウィンの兵士の誰かがいった…
「いや、消えた…逃げたようだ。また来るぞ」ザールはそう相手を見ないで口にした。

結果、ゴールドウィン兵の二分の一が重軽症で病院に搬送された。
骨折のものは入院した。
ザールたちブロームインの軍はしばらく滞在したが、帰っていった。




4


一方、エカルテでは

エドガーが号令をかける。
抜き打ち!
黄龍刀を光らせて、鋭い切れの剣を見せる。
ドシュ!
451
タコの皮膚が斬れて泡がでる。


ポールも電流をまとわせてライデンソードを切りつける。
「とあっ!!」
バチバチ!
345

しなやかで力強いドリトスの触手がエカルテ兵を襲う。
ゴールドウィン軍と同じように吹っ飛ばされる。
「グッ!」

「囲め!!建築物を破損させるな!」
「ご・ふう」

オーブリーも七星宝を撃つ!

ドシュンドシュンシュン!

7845

ダブルドリトスもこれにはこたえたのかしびれたように動かなくなる。


エドアールは…
クラークからの電話を受けていた。
「いくぞ、エドアール。マクスウェルアーマーだ」

稲妻の直撃がエドアールの体を焼く!!
「グアアァアアア」
だが、次の瞬間完成された鎧をエドアールは装着していた。

【マクスウェルアーマー】

その能力で空に浮かび上がり、ラグナクロクからエカルテを目指して飛ぶ!
「おまえたちはラグナクロクで様子を見ていてくれ!こっちにもモンスターが襲ってくるかもしれないからな」
トムが返事をする。
「ああ、エドアール。オレタチでなんとかできるかわからないけどな。情報を分析して待機しているぜ」



5


オーブリーでさえも不意打ちを腹に喰らい、うずくまる。
「くっ、ガッ」

ロビンが弓を引く。
「くそっ、化け物タコめ」
弓矢 234


エドアールがマクスウェルアーマーで空を飛んでやってきた。

「ドラゴンショット!!!」
ブン

かなり太いダブルドリトスの腕一本をぶつ切りにした。
「よし!」

地面に着地する。
「エドアール!強力な助っ人だ」
「はやくなんとかせい」エドガーが剣を突き立てる。

「ぶっ!」
切り落としたタコの足がまだ生きていて、エドアールの後頭部を不意打ちした。
さらに別の足が襲う!

「ごっあ!しまった」
エドアールは地面に倒れた。

「しっかりしろ!」
「くそ、鎧を着ていながら…」

ロビンはドリトスのあまり鋭敏でない意識がエドアールに向いているすきに、矢をつがえ、目一杯弓を引いた。
ビシュン!

ドガ
895










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