エスフラーデス発進!
1
宇宙戦闘艦エスフラーデス
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艦長
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セルウィウス
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男
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グラウディウス帝国出身。百人隊若頭。若干21歳
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フロアA
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サンダナ
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男
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時空警察若手隊員。精鋭になるためはりきっている
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タイガータンク
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男
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時空警察特防隊。最大級のオーバーランスの使い手
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シャノン
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男
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時空警察特防隊。分析屋
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ナギサ(渚)
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女
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グラウディウス帝国出身。ハポネス人とのハーフ
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レナ
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女
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グラウディウス帝国出身。メカをいじるのが得意な女の子
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フロアB
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エドアール
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男
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ラグナクロク軍隊長。アリスタンダー討伐などを経て実力を上げる
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トム
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男
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ラグナクロク軍隊員。エドアールの参謀
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セプティミウス
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男
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グラウディウス帝国出身。老王ロームルスの私城にいる
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ポーラ
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女
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グラウディウス帝国出身。大人の女性。戦闘はあまりしない
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フロアC
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オーブリー
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男
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エカルテのフリーの兵士。義賊
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ロビン
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男
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エカルテのフリーの兵士。惑星バルハルのゼルダの森からきた
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スキャッチ
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男
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時空警察若手隊員。フォルトナト少佐の相棒でもある
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ポール
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男
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エカルテ軍隊員。実力はいまいち劣る
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フロアD
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アルフレット
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男
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半分機械の体になった。物語のスタートから登場している
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イプセン
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男
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時空警察若手隊員。意欲に満ちるが、先走る
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アルキポ
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男
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時空警察のエリート。デカポリスの剣とよばれるが、まだ若く20代
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ジル
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女
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グラウディウス帝国出身。メガネをかけている。魔法でサポート
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2
戦闘宇宙艦エスフラーデスの内部は巨大ビルディングと互角かというような広さを持ち、A~Dのフロアに区切られる。
内装を見るとシンプルでいかにも頑丈にできている。機能的なデザインでフォルムと機能が一致している。
女性専用のエリアがあり、IDカードで通行を制限している。
各フロアには戦闘室とおのおのリフレッシュルームがついている。
艦長: セルウィウス≪えー、エスフラーデスの艦長をつとめるセルウィウスですが、コホン。こうして各地の戦士が終結したわけです。それでは、自己紹介からお願いしましょうか。緊張で胸がつぶれるかと思いきや…みなさん、精鋭のせいか以外にプレッシャーがなくて気が流行る気分です≫
D:アルフレット 「なんかそんな感じだ」
モニターにセルウィウスの映像が映りマイクを通して話しだす。
D:イプセン ≪…オス!時空警察若手隊員のイプセンです!この度は合同演習ということで、志願し、乗艦いたしました。オレはいつでもスタンバイOKです!!ラジャ≫
艦長:セルウィウス ≪…えー元気がいいのはいいのですが、合同演習ではなくこれは実戦です。そことのところの認識をひとつ…。身体検査が終わったばかりの新隊員でしょうか?≫
D:イプセン ≪はっ、しまっ…オス!!以後気をつけます!≫
A:ナギサ(渚) ≪ハイ、ナギサといいます。グラウディウス帝国兵です。惑星ハポネスに留学していたことがあります。卒業後すぐ軍に入隊しました。女性隊員ですがよろしくお願いします!≫
最新のマシンが整う、戦闘室は文明の叡智を集めて作られたという感じがした。
A:サンダナ 「イッツ・グレート!すばらしいコントロールパネルだ」
B:エドアール ≪コインメタトリーのラグナクロク軍隊長を務めています。エドアールです…よろしく≫
(少し緊張している)
3
エカルテ城
クラーク王がいった。
「そうか、ダブルドリトスは消えたか…あっちのドリトスもそうらしいぞ」
「どうするか」エドアールがいった。
「待ち構えるしかない」オーブリーが気楽にいう。
そのときスフィンクスのモニターに着信が入った。
みるとセルウィウスとジュールが映っている。
ジュール ≪写真に写っている巨大な空飛ぶモンスターだけど、アンティンエプルを呼びだして、たずねたよ。どうやら暗黒魔獣王だってことだ≫
セルウィウス ≪白兵戦でチンたら闘うのも律儀ですが…大型戦艦で一気に勝負をと思いまして。これは帝国からのサービスです。大型宇宙船艦エスフラーデス!≫
全体の画像が送られてきた。
「おおお、巨大だ」
ジュール ≪実はそれだけ今度の魔獣王が巨大な敵だってことだよ≫
「どんくらいデカブツなんだ!?」
セルウィウス ≪戦闘艦を用意しないと埒が明かないかと…ただし巨大ですが、克明な頭脳などで攻撃を仕掛けてくることはないということですので≫
ジュール ≪それだよ…こっちはアルデバランの進行も止めないとないのに。でも、そっちと違って頭脳戦は今回はない≫
エドアールがいった。「なるほど、斬っても死なないほど体力とスタミナの巨大化けものか…」
クラークがいった。「よし、わかった。エアポートに船を回してくれ!そんなコインの高いところを旋回していられちゃ怖いぞ」
オーブリーもいった。「なんか図体がでかくて落っこちてきそうだ」
セルウィウス ≪これは…その必要がないんでして。外に出てもらう必要もない≫
キラキラ光のカーテンが音を立てて降りてきた。
エドアールとオーブリー、トムとロビンをつつみこむと光のエレベーターとなって戦闘艦に吸いあがっていった。
「あああ。ワープした」
ジュールはいった。「それじゃ、僕は反対に下ろしてもらうよ。エカルテのエアポートから船に乗って普通にグレートシティにもどらせてもらう」
そういって光に包まれると消えた。
4
A:タイガータンク ≪えー、時空警察特防隊ランクC隊員のタンクです。…なんとなく戦艦は懐かしいので。あとは特に…≫
乗艦するまえ。
ジム 「特防隊も一次解体だってさ」
タンク 「いつもつながっていると、バラけて自分の力を試したくなるだろ」
ウィーナー 「残念…てほどでもないが、若手隊員に競り負けた。まあいかなくていい分楽だが。タンクはいって来い」
タンク 「ネオは?いくんだろ」
ネオ 「いや、オレは違う仕事があるから」
タンク 「そうかよ」
シャノン 「私が行くことになってます」
A:タンク (くそー、時空警察の若手をくっつけたな…ちょっとだけ面倒だよ)
A:サンダナ ≪時空警察の若手、サンダナ!暗黒魔獣王とのバトルは目一杯活躍します!≫
その格好は地球の日本の運動会のリレーの選手か、選手宣誓をする生徒のようだった。頭に鉢巻きを巻き、意気込んでいる。
時空小説にあまりない、浮かれるとか照れる場面を書きたくて発信したこのイベント。
あえてタブーとされるクラス分けをテーマにシュミレートして見た。
シュミレーションの計算過程と結果はどうなるのだろう?
5
A:レナ ≪帝国兵レナ。戦闘員というよりエンジニアとして協力します。メンテナンスのことはまかせてください。あと、あんまりうるさい奴が同じフロアにいると志願して変えてもらうのでよろしく≫
フロアDでもめていた。
D:イプセン 「なんかフロアAのほうが良さげだぞ!?だれが編成したんだ」
D:アルキポ 「おまえ、クラス分けで好き嫌いいうような歳じゃないだろ!?何のためにここに来たのよ。女の子の印象いいからそっちいきたいとか、そのうち時空警察の恥っていわれるぞ」
D:ジル 「わたしたちはチアガールじゃないんですけど」
艦長:セルウィウス ≪えー、マイクが入っておりますが。風紀が乱れるようなら女性専用車両を作りますか!?≫
フロアBでは…
B:ポーラ 「私の番が来たらよんでね。エドアール君に、セプティミウス君…たばこ吸ってくるから」
そういってリフレッシュルームにはいっていった。
ガーと自動で扉が開く。
B:セプティミウス (二匹か…)
6
再びサンダナがモニターに映った。
A:サンダナ ≪サンダナです。得意の剣は疾風(はやて)で…≫
D:アルフレット 「ホウ…若造の身で疾風を使えるのか…なかなか」
フロアAでは、サンダナがマイクをおくと、デスクに座って装置にむかったレナがボタンを押した。
A:レナ 「空調と精神的空調機…気分良くなるけどどう?」
A:サンダナ 「気分がツーンと楽になる感じだけど体に悪くないのか」
A:レナ 「うーん、クーラー位は悪影響があるっていうけど。精神的に蒸し暑いときに涼しいよ」
D:イプセン (ジュール隊員は降艦したのか……一緒にいると頭が上がらないからな…)
A:サンダナ (隊員か…まだ、役職名がつかないのがおかしいくらいだからな。あの人は…本来、少佐か中佐、いや大佐のすり切り下くらいかも…)
帰還:ジュール (みんな頑張ってよ。あと一歩で逆ノアの方舟だよ…)
ブロームイン城:ザール 「うらやましい…クソっおいてかれたか…」
7
自己紹介は一通り終わり、みなあたえられたコントロール装置に目がなかった。
ニュータイプのコンピュータシステム、軍事用装置、ジョイスティック…
クラーク王はスフィンクスのモニターをみながら、さけんでいた。
「なにしてる。通信しろ。宇宙船でどうなっているんだ?」
フロアA
A:ナギサ 「体の疲労って、全部抜け切ると帰って体調が悪くなりません?老廃物とか疲労物質って敵度にたまってた方が健康かも…」
A:シャノン 「どうも、新築の戦闘艦に来て神経が高ぶっているようです。頭も体もテキパキしていますが、安まらなくてなんとなく頭痛が…」
A:タイガータンク 「神経が興奮して過活動になるんだよ。新しい疲労を体が覚えるようにルーチン組まないと…」
別のフロアに行くには長い廊下を移動用のカートで走ったりして移動する。
テレポートは使用熱源が高価なので普段使わない。
フロアB
B:エドアール 「これが帝国のマシーンか、やりがいがあるぞ」
B:トム 「ホントだぜ」
B:セプティミウス 「よかったね。あれからそんなにたってないけど、エドアールとオーブリーに会うことになった…」
B:ポーラ 「二人とも知り合いなの…?」
フロアC
C:オーブリー 「眠れなくなる…最新の設備だ。パソコンに弱い僕じゃ」
C:ロビン 「オイラもメカなんて初めて見たぜ。SFと中世を合体さすなよ」
C:スキャッチ 「ぼくが何とか」
C:ポール 「覚えきれない…」
C:オーブリー 「時空警察のマシーンとも違うのか」
C:スキャッチ 「ええ、型が全然違いますよ」
C:ポール 「直感的に使えるんじゃないの」
C:スキャッチ 「軍事用の機械は修練を積まない外部の者が動かせないことが多いですね」
フロアD
D:イプセン 「なんだと!?威張ってるけど、誰なんだアンタ?」
D:アルフレット 「この物語の最初期から出張っている。敬礼しろ」
艦長:セルウィウス ≪この戦闘艦には、レストランはもちろん、バー、温泉、プール、カジノ、図書館、大型書店、ソードショップ、映画館と巨大モールのように設備が整っていますが、いくら共同実戦といえ、プールで遊泳は禁止。あれは救助したVIPなどがいるときに活用する施設で、君たちはお客様でなく例えて従業員なのでそのところはひとつ…。レストランやソードショップくらいにしていただきたい≫
D:アルフレット 「わかるけど…」
A:サンダナ 「しごかれにこの船に乗艦したんだぜ。そのほうがバッチクなくていいさ」
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