ラジオ恐怖小説『不思議というほどでもない建物』
私は 24歳 女性 会社員
なんだかだるい。それに不安だ。疲れている。
何度も入ったこの建物。
疲れる… 家に帰って寝たい。
だんだんこの建物にいると不安になるようになってきた。
無意識のうちに階段を昇る。
初めてこの建物に来た時以来、登ったことはない。
目の前に広がる光景。
新鮮だ。前にここに来た時と全く別。
たちまち気分が晴れる。
不安な気分が消える。
勇気が出る。
二階に登っても無駄だと思ってたから登る気はなかった。
一階とはまるで異世界。
同じような商品が並んでいるとは思えない。
それでも、何度も来るとここもだるくなるのだろうか…
ラジオ恐怖小説を終わります
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