あの日の囚人 第六話
退屈。
退屈と戦ったという事実だ。
退屈をどう克服するか。考えた奴は偉い。
誰でも今の時代学校に通わされるんだ。
義務教育がととのっている。
「退屈」という「飢え」を克服したものは偉い。
ありがたがるべきだ…
退屈という苦痛がなにかをうみだすはずだ。
むしろ退屈は至宝でもある。
退屈の反対は多忙だ。
多忙はゆとりがない。
囚人は「説教はしない主義だが、提案はする」
そういった。
「Yes !グッド」
新論理や新制度などそうできるものではない。
表面に色を塗り、表向き分けるのは仕事だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿