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2014年4月4日金曜日

あの日の囚人 第六話

あの日の囚人 第六話

退屈。

退屈と戦ったという事実だ。

退屈をどう克服するか。考えた奴は偉い。

誰でも今の時代学校に通わされるんだ。

義務教育がととのっている。

「退屈」という「飢え」を克服したものは偉い。

ありがたがるべきだ…

退屈という苦痛がなにかをうみだすはずだ。

むしろ退屈は至宝でもある。

退屈の反対は多忙だ。

多忙はゆとりがない。

囚人は「説教はしない主義だが、提案はする」

そういった。

「Yes !グッド」

新論理や新制度などそうできるものではない。

表面に色を塗り、表向き分けるのは仕事だ。

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