原始テレビ
第五話 本当は地上はがれきの山
クローズドシステムからおりてきた男。
数千年の眠りから覚めてみた地上。
そこは廃墟でがれきの山だった。
「これは…地上は滅んだのか…」
次の終末を選んだが、最後の審判の手前なのか、直後なのか。
「なにがあったのか、わたしの魔力で…」
残留思念に魔力で微弱なつかのまの仮初の生命を与え、
ホログラムのようにすべてを復元する。
バーチャル体験のように滅ぶ手前の世界を経験するが、
だんだん電池がきれてきた。
(なるほど…!!)
本当は実体ある人間は世界に数人あるいは数千人くらいしかいないともいわれる。
残りは実体のないホログラムを再現しているだけですべては幻のように現実でないとさえいう。
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