アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (7)
1
ステファノ 「オウ!イエス!!」
マンデンブルー大佐 「!!……あまり熱中しすぎるなよ!危険だぞ…」
ステファノ 「サイコスキャン、発動。脆弱性確認“”、狙撃します!!」
ステファノはダブルアリスタンダーBの脆弱部分を六角注の棒のようなプレスローラーでぶちやぶった!!
ズギャギャ
ダブルアリスタンダーBは一気に誘爆して崩壊した。
ヴィクター 「ストレート勝利って感じか」
2
ジュール 「ネクロポリスの軍艦が引いている…!?」
マンデンブルー大佐 「ああ、レーダーと専用ソフトウェアに確認させたところ」
壁のモニターにグラフが映る。
テモテ 「こっちの力におじけづいたとか」
マンデンブルー大佐 「…それもある。と思う。それ以外にもファクターがあるかもしれん」
アガメムノンの母船
「悪いな…アガメムノン。こっちもネクロポリスの自分の支配地区をほったらかして、こっちの世界で戦争しているわけにもいかないんだ。敵の力はこれでよくわかったろう?我々といいとこ互角だ」
だいたいそのような理由から、アガメムノンの連合は85%に削れてネクロポリスに帰ってしまった。
アガメムノン 「…しかたない。だが、まだこれだけの軍艦がある!!それに召集するあてもないわけでない」
3
惑星バルハル。
アルクレオンの城下町。
ここはアガメムノンと時空警察の戦争と隔離され、いつもの日常の世界をくりかえしていた。
時空警察のエリアをとりかこむネクロポリス連合の宇宙船もこの星からでは望遠鏡でもまったくみえない。
オーロラを天体望遠鏡で観測しているアルクレオンⅢ世王子。
「ふぁああ、眠くなってきた。そろそろベットにもぐりこむか…」
翌日、アルクレオン王子は父と母のいる食卓におりてきた。
「おはようございます」
「ブレアはどうした。まだ寝ているのか。おこしてきてくれ」
父王がそう王子にいった。
「ええ!?まだ寝ている。夕べ夜更かしした僕よりおねぼうだな」
めんどくさそうに王子は階段を上っていこうとした。
ブレア姫はそのとき濃いお茶を飲まされたように目が覚めてランランとしだした。
「おはよう。お父様、お母様」
「ああ、おきたのか。今呼びにいこうと思ってたとこだよ」
「あらそう。目が冴えて」
「それだけ眠ればね。歳をとると自然と目が覚めるようになるけど」
母がそういった。
そのときは気がつかなかった。
王子はマキ割と水汲みをして過ごした。
一本割るごとに斧をおき、手でマキを立てて斧を打ち下ろす。
朝目が覚めると枕もとに水がめと洗面機が用意されている王もいるが、あれは精神労働に専念させられる。つまりは支払いのために精神労働を一日中させられることになる。
アルクレオンの城は中間で使用人や兵もいるが、自分で手を動かす。
その方が機動性を保てる。
イスに座りっぱなしで動けなくなり命令だけに専念するのは不都合が多い。
そのあと魔法書を自室で開いて続きを読みだした。
魔法陣…四代元素…サラマンダー、シルフ。
父王がくしゃみがおさまらなく、立札をだしていい医者を集めた。
にわか医師でも自信があれば採用した。
だが、くしゃみはなかなかおさまらない。
王子は剣術の稽古をはじめた。
中庭の殺風景な材木がころがっていたり、鶏小屋があるさびしい外で外気に汗を流しアルクレオンソードを素振りした。
夕食のとき、ブレアがいった。
「このお肉。塩コショウがけちっていておいしくない」
「そんなこといっても、塩はともかくコショウが貴重品だ、あっちから輸入できた量が少なかった。今回の貿易では」
父王がそういう。
「塩をもっとふったら。塩なら余るほどあるわよ」
「塩だけじゃいや」
「コショウは値上がりしたんですか?父さん?」
「らしいな。ボルネオでもコショウは南蛮渡来だ」
このようにアルクレオンの日々はすぎていた。
4
エカルテのエアポートからでてきたふたり。
「時空警察でいきなり戦争が勃発しやがった。いったん帰国したが、オレもいずれ参戦することになりそうだ」
エドアールがアルバリシアをつれてズカズカ歩いている。
アルバリシアがいった。
「エドアール!野蛮な冒険旅行ならひとりのときにしておいて」
「ああ、わかっている」
「それから、ライトアリスタンダーをたおしてきたからって調子に乗らないで!」
「ああ、ライトアリスタンダーはたおしていない。あのときさぼった」
緊迫の空気はじわじわ伝わっていくのだった。
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