アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (2)
1
ジル、レナ、マジックギャルが来た。
「着きました…」
三人とも、だぶだぶみたいなコートをかさねぎのようにきて、紙袋やら荷物をたくさん下げている。
案内されて彼女のいるVIPルームに行く。
ジュール 「なんだいあれ?」
テモテ 「ショッピングにいってきたみたいなかっこう…」
レナ 「ねえねえ、それであなたは名前はなんていうの」
エピラ 「名前?たくさんあるよ…コリアン、カッサンドレー、ネストレ―、エピラ」
マジックギャル 「それで?なんて呼べばいいの」
エピラ 「じゃあ、とりあえずマコで」
マジックギャル 「マコちゃん?」
ジル 「お菓子食べる?」
エピラ 「ええ、ありがと」
テモテが青い顔をして戻ってきた。
テモテ 「確かに魔界の娘だよ…あっちの世界じゃ、こう腕の肉を切断して…マンガ肉みたいに骨をむきだしにするのがいいんだっていっているよ。早く向こうに返した方がいいよ」
ジュール 「『怪物くん』じゃないんだよ…」
ヴィクター 「それにしてもネクロポリスって暗黒なドスのきいた世界を想像していたけど、ユーモアなんて存在するんだな」
ステファノ 「いえてます。ライトアリスタンダーなんかから想像すると破壊の世界かと」
2
マジックギャル 「ねえ、魔法見る?この魔法なんだと思う?」
マジックギャルはエメラルドゼリーの魔法を使った。
緑のゼリーがぷよぷよゆらいでいる…
ジル 「さすがのわたしも見たことありません」
マコは小刀をとりだした。
マコ 「この術はね。こうしてみる…」
小刀でゼリーを切断してみた。
ぷよぷよ空中に浮かんでやがてくっついた。
レナ 「それが?」
マコ 「剣で斬っても元に戻る…でも、魔法を使うと」
そういうなりエクレアの魔法を使った。
マジックギャル 「わっ、私と同じ魔法!」
エクレアの電撃をうけた緑のゼリーはボワンと消滅した。
マコ 「一撃だけ、魔法の攻撃を身代わりになってくれる術なの」
マジックギャル 「ああ、そうなんだ。さすがネクロポリスのお姫様」
マコ 「この術も教えてあげるわ」
【パワープリン】
マコ 「魔法ははじくけど…剣の攻撃を一回身代わりになってくれるプリン」
マジックギャルは【パワープリン】を会得した。
ジル 「すごい…」
レナ 「ねえねえ、ネクロポリスでは何が流行っているの?」
マコはポケットからハイヒールをとりだした。
おしゃれなひもでハイヒールがくっついている。
マコははいて見せた。
歩くと紐が短くて歩きにくい。
マコ 「ハイヒールって歩きにくくてよちよち歩きにみえるのがいいんだと思うけど、これは短いひもでさらに歩きにくいの。男の人の逃げようとしても逃げられない願望とかもあるのかなあ」
マジックギャル 「おもしろい。手袋見たい」
ジル (このひと、いざとなったら突然歩きにくい靴で器用に素早く走りだすんじゃ…)
レナ 「わたしハイヒールって歩きにくくていやだって思ってた…」
3
魔力が共鳴している。
ジュール 「時空警察のコンピュータに」
大佐 「来たか」
モニターにうつったのは、きらめく玉(ぎょく)七つだった。
≪いきなりで失礼。わが魔界、ネクロポリスより一人の女性がやっかいになっているとおもわれるが、そちらの待遇に感謝しておる。ついては、礼として宝玉の七つを進呈する。娘を返してほしいが同意していただけると思われる。こちらはアガメムノンの配下である≫
そして魔力で宝玉が送られてきた。
大佐 「かがやいている。これは高価だよ」
テモテ 「ひとつの玉が一クラウン以上しそうだ。でもよかったよ。話はついた」
ヴィクター 「魔界にしちゃ理性的だぜ。器の大きいところなんか大王だろう。アリスタンダーと規模の違う魔王ってかんじか?」
ステファノ 「アガメムノン…彼女が娘なのか妃なのか不明ですが」
その場は一致して、マコを返すことにした。
だが…
4
テモテがジュールにいった。
「あっちの話もケリがついたし。たいくつだよ…グレートシティにもどってきて、街見物してみたりしたけど、前とそんな変わってないよ。事務仕事でもなん手も手伝うよ」
ジュールが答えた。
「…体制が整っているから、事務仕事っていっても…いきなり片手間に手伝うようになってないよ、うちは…」
「そうかあ」
「ヴィクターの結婚祝いの…武器コンテストがやっているよ、あれをみてきたら」
「武器コンテスト?」
「イベント展示会みたいなのやっている」
ヴィクターが横からやってきた。
「この年でつるんでいくのもなんだから…ひとりでみてくるか?」
「……うん」
テモテは少しだけなんとなく嫌な予感がした。
展示会はものすごい人でごった返していた。
「うああ、すごい人だよ。グレートシティのどこにこんな人間の数がいたんだよ」
それでも、時間が来たり、人数のオーバーになると幕がかかっていたイベントが開かれて、それぞれの会場の満員をコントロールする仕組みができていた。
「さあ、こちらの会場はお客様が充満して、見物が困難になってきましたが、B会場で新規イベントの開催となりました。そちらの方が空いていますので、ご都合のよろしい方は…」
会場のフロアごとに仕切りを開け閉めして人数をやりくりすしている。
テモテは休憩所のある解放ホールで座ったまま、なかなかイベント会場のトンネルをくぐろうとしなかった。
「ふう、もう疲れてきたよ」
ジュースなど飲んでいるひともいる、軽食コーナーもあっちにある。
ベンチが結構すいていて休めるが、青空よりまだ澄んだ休日の余暇の人たちの元気なエネルギーは爆発のようなギラつきを秘めている。
「ヴィクターの国葬…じゃない国をあげての結婚祝いか。本人はもはや自分を無視して進行しているっていっているけど」
パンフレットをうけとったが、広げて見る。
「ふうん、ここが各入口をたばねる大ホールか…ちょっとした迷路みたいに知恵を絞ってくぎられている…」
ファイターでない人も新しく開発された武器を見物に来客しているのは事実のようだ。
他にも一般のお客が楽しみにしているイベントなどあるようだ。
「実際の展示コーナーに突入するのにちょっと勇気がいるよ。ダンジョン以上かも」
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ホーリーランチャ
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銃・火器
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ホーリーバズーカー
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銃・火器
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スピードボム
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銃・火器
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サンダーマシンガン
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銃・火器
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マジックキャノン
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銃・火器
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スペシャルソード
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剣
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オーバーブレード
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剣
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ジャイアントソード
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剣
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ジャイアントヘルメット
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兜
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ジャイアントシールド
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楯
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ジャイアントアーマー
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鎧
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ダイナミックソード
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剣
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ダイナミックアーマー
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鎧
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ダイナミックヘルメット
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兜
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ダイナミックシールド
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楯
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