アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (4)
1
いきさつは不明だが、アガメムノンを総大将とするネクロポリスの大連合が時空警察を襲う。
テモテ 「彼女は帰らない!?」
マンデンブルー大佐 「本人が帰らないといっている」
テモテ 「まあ、ネクロポリスに帰りたくないなら仕方ないよ」
セドウィック 「ぶりっこは一人のときにしやがれ、みてみろあの宇宙軍艦の数、数え切れないほどだぞ」
モニターにうつるグレートシティ周辺は巨大戦艦に囲まれている。
アガメムノンは千の軍艦をくりだしてきた。
時空警察のコンピュータが狂う。
マンデンブルー大佐 「まただ!容易にこっちのコンピュータに進入してくる」
≪ガガガ…そっちにいる娘は何と名のっている!?≫
ヴィクター 「これは…アガメムノン本人か!?」
≪そうだ。ネクロポリスの王国のひとつを率いる、アガメムノン本人だ≫
ジュール 「いちおう、“マコちゃん”と名のっているよ」
≪マコ!?…これだけの軍艦を率いておいてなんだが、マコを奪還するまで身の安全の保障を願いたい。そのかわり礼はするつもりだ≫
テモテ 「こっちも無駄な血を流したいわけじゃないからいいよ。彼女の待遇は保証できる」
≪かたじけない≫
マンデンブルー大佐 「では、こっちの要求は何にする」
ジュール 「これだよ。前に手に入れた“奇跡の真珠”この効用を教えてほしい」
≪…まさかそんなものを手にしているとは。その真珠は賢者の石とでもいうべきもの。賢者が作成したから賢者の石ともいえるが、それはひとを賢者にする宝石≫
テモテ 「ひとを賢者に…!!」
≪左様である。ひとの能力を増幅させる力を持つ。真珠の名の通り生命体の内部でしか育たないといわれる…≫
ヴィクター 「クジラの竜涎香みたいだな」
≪もし、己の欲のためによくない使い方をした時は真っ二つに珠が割れるという。そのため、使い方の技能は難しく操りにくい≫
ジュール 「なるほど、パワーアップさせる珠か。ありがとう」
2
いきさつはともかく、バトルがはじまる。
【シャンバラアポロン】
【ダブルアリスタンダー】
≪エパフロデット隊員出動!GO≫
≪セドウィック隊員出動要請≫
ドシュドシュ
ふたりは空に発射して出動する。
ステファノはスタンバイしてかまえた。
スキーのジャンプの発射台のようなところで、ヘルメットからDJのようなマイクがでている。
マンデンブルー大佐がいう。
「空中戦だ。低地空バリアを張るが、くれぐれもグレートシティの建物を破壊しないように気をつけてくれ。最悪しんどいときはこっちがなんとかする」
「ハハハ…どのくらいの強敵か。今日は横風が強い」
ステファノはマイクで応答して出動のタイミングを計る。
グレートシティ上空におりてきた三体の魔人。
(それにしても、またアリスタンダーか。このあいだライトアリスタンダーを破壊したばかりなのに…)
ステファノはスキーのジャンプの姿勢で上昇した。
ドヒュドヒュ
続いてヴィクターの出動!
サンダナは吠えた。
「次々出動要請がでていると、自分の番はまだかって心理になるぜ」
イプセンはそれをみていった。
「アホ。自分が先鋒で出動命令が来たら怖くてビビるぜ」
ジュールがいった。
「数的にまとめるよ。シャンバラアポロンがセドとエパフロデット。ダブルアリスタンダーがヴィクターとステファノだ」
「うむ」
「2対1と2対2の組み合わせだ」
「数的パズルみたいだな」
3
セドウィック 「フン、オメガスーツはどうした。制服どころかその私服のジーンズ姿…」
エパフロデット 「ハンデだ。オメガスーツに頼るのは何となく気が引ける」
マンデンブルー大佐 「うん、鎧か制服を着用しろよ。ヴィクターもホワイトグラスをつけてないぞ。ふたりとも私のいうことをきかないワーストだな」
【シャンバラアポロン】
ずーん
※ シャンバラクイーンではない。あとで改めて出てくる。
セドウィック 「なにかを究極まで極めた男神…光り輝くからだ」
地底王国シャンバラ(シャングリラ)の神。光のささない地底の闇を明るく照らす太陽。その自分自身が光源となり地底世界に光をもたらしている。
シャンバラアポロン 「…アガメムノンに誘われて参戦したが、楽しめそうかな。この戦い…」
身長7mほどの巨人。
人間の身長で長身のエパフロデットはいきなり攻撃に走る。
ドオン
【ハードドリングアタック】
ズシャアアアア
ジュール 「いきなりシャンバラアポロンをふっとばした!」(大佐とモニターでみている)
9980
エパフロデット 「チッ、手加減なしでこんなもんか。でかぶつが!」
【地球・ジャパニーズガールの声援 ♥】
宙に浮いているシャンバラアポロンは輝きだした。
フォーン
エパフロデット 「ははーん。おまえ、『すさのおのみこと』とか日本神話の土着神のたぐいだろ」
マンデンブルー大佐 「わたしも、地球史の図鑑でみたことがある。髪を米俵みたいにたばねていたころのジャーパニーズだよ」
セドウィック (浅黒い肌。究極の大仏様にウルトラマンの目…いや海水メガネ?フン、ちょっとだけオヤジとお袋を感じるぜ…)
「ま、余裕か何かにせよ、やる気のないそのかまえ、手加減何しに始末するか」
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