アガメムノン もしくはネクロポリス大戦記 (6)
1
ゆっくりと…だが巨大で超重量の剣がくるくる風斬り音を鳴らしながら飛んでくる。
ふぉんふぉんふぉん
これだけ重量のある巨体の剣が空中を浮いていることに恐ろしさを感じた。
ステファノはおちついて避けた。
ラストソードと魔王の剣はぶつかることなくブーメランのように互いの剣をチェンジした。
二体のダブルアリスタンダーは飛んでくる向こうの武器をキャッチ!
その瞬間素早く動いた。
【ツィントムサンドアタック】
ステファノは巨大な二つの剣に挟まれた。
バギイインン
ステファノ 「うおおおおおお、マックスバリアで物理的限界まで防御した…だが、大量にオーラを燃やしつくしてしまった…」
両手を横につきだしカプセルのようなマックスバリアにつつまれたステファノはツィントムサンドアタックをこらえた。
マックスバリアにはひびが入っていた。
ジュールはステファノのバトルをモニターでみていていった。
ジュール 「…ステファノ隊員をみていると思うよ。彼の心には女性の心を感じる。誰でも男か女か二分できるものではないかもしれないけど。彼の心には女性の魂が機能として組み込まれていると感じるよ」
マンデンブルー大佐 「…もともと彼は組織のトップにもなれるし、組織の一員も務まるというニュータイプとして作られたんだろうな。時空警察にというんじゃなくて神にそう作られたという意味だが。そのために女性の従う機能と人をまとめる機能の女性の魂が必要だったのだろう」
ジュール 「そうか、リバーシブルなニュータイプには女性の魂が機能として必要だったのか…」
テモテ 「男性機能の塊のようなタイプだと、ひとにガス管くわえさせる男になるんだよ。たとえ組織のトップができてもさ」
四人の時空戦士は空中戦を戦っている。
敵は三体!
ステファノ (男性だけでなく女性さえ…!!手順を踏んで一から学んで習得したものが上に立つべきだと思っている。常にそう思う。でたらめで我流を張るのもわかるが、乱雑で乱暴なことのように思える。でたらめのものが目上を名のる。どうしても自分にはそれが納得できない)
ヴィクター (いや、それもわかるが…最初から器をもっているやつは確かにいる。それに最適の才能を生まれ持ったやつ。だが、オレはおもう。だれでも生まれたてのベビーは王や王女の才能をもっている。それが成長して大人になる過程でどこかで脱落するんだ。綱渡から落ちるように。しかし従う方に回るとその辛さもわかる…)
エパフロデット (マンデンブルー大佐はオレたちと違って経験がある。だから始める前からわかったりする。逆に俺たちより怖かったりする。これからのおれたちにあるのはひたすらパワフルな行動するエネルギーだ!!)
セドウィック (フン!修業したもの勝ち。辛い思いをした分自分にはいってくる。誰でも損した分王やリーダーやトップになれる。短い時間だけどな。それがオレの経験からくる思想だ。唯我独尊なんて浪費すると立ちどころになくなる。誰でもな)
セドウィックがシャンバラアポロンにいった。
「フン、女のことで切ない思いでもしてきたのか、色黒の兄ちゃん」
シャンバラアポロンは独特のヨガのようなポーズで「気」を備蓄している。
【傾く太陽】
ながれるような鉄拳!
やや小柄なセドウィックは受け身をとりきれずもろに喰らった。
セドウィック 「ぐっはあああ、!??!」
5678ダメージ
エパフロデット 「回復しろ、セドリック!!」
セドウィック 「そんな小ぶりな回復魔法がおれにあるか!ビックなアポロンハートしかねえ」
セドウィックは口から血と泡をはいたが、こらえて耐えた。
さらに…シャンバラアポロンの全身が太陽のように照り輝いた。
【サイレント・サンライト】
セドウィック 「さすが太陽神!無音の排気ガスをださない光源って感じがするが」
【オベリスク】
石に刻まれた太陽光線のような熱線が四人の戦士を襲った。
だが、誰にも直撃せず後方にすり抜けていった。
ヴィクター 「うお!?直撃していたら惨事だったぜ!?」
ステファノ 「高エネルギー線!!」
セドウィック 「わざとさけやがった!?」
エパフロデット 「のようだな」
シャンバラアポロン 「ニャ…」
セドウィック 「温かい心と冷たい心の二つをもっているって感じがするぜ」
セドウィックとエパフロデットは反撃の攻撃をした。
シャンバラアポロンはダウン!
雲に浮かぶように空中で横に倒れている。
セドウィック 「わざとやられやがったな…」
シャンバラアポロン 「今度、地底王国シャンバラに遊びに来い!歓迎する」
セドウィック 「フン!機会があったら、こんど遊びにいってみるぜ」
エパフロデット 「オレたちは永遠のチビッコなんだ。あまりさわるな…!!」
ヴィクター 「一体かたづいたか…こっちもさっさといくか」
ステファノ 「イエス!!」
ダブルアリスタンダーAのエアアタックの風をはじきかえすかのような突風がヴィクターからふきよせられた。
ヴィクター 「おおおお、風神剣!!」
ヴィクターの剣はダブルアリスタンダーAの胴体をぶち切った。
ザガグアアアア
ボゴンボンボガン!!
爆発をおこし、ダブルアリスタンダーのちぎれた残骸は地対空バリアに落ちていった。
そしてバリアに焼かれ粉々に燃え尽きた。
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